平成20年度 社会福祉法人うるま市社会福祉協議会

事業計画


1. 基本方針

  三位一体改革や地方分権の流れの中で、急激な少子高齢化や介護保険制度の改正、障害者自立支援法の制定など、社会福祉協議会をとりまく環境は刻々と変化しており、社会福祉法に定められた「地域福祉の推進を図り、公益的な仕事を支える団体」としての本会の役割も益々重要となっています。

  このことに鑑み、本会としても、人権尊重を基本に、民間の行動計画として「うるま市地域福祉活動計画」を平成20年3月に策定いたしました。

  このことから、本年度は、地域福祉活動計画の初年度として、計画の基本理念である「住民参加による 心豊かに 自分らしく暮らせる 支え合いのまちづくり」を住民及び関係者と協議のもと円滑にスタートできるよう取り組んで参ります。
  又、この計画を円滑に遂行するための整備として社協の組織力の強化や財源基盤の安定化を図る必要があることから、職員体制の再編成、運営補助金の安定的確保や社協会費をはじめとする自己財源の確保に積極的に取り組んで参ります。

  今年度の重点項目として、地域福祉活動計画の柱である、「ふれあい総合相談支援センター」の設置や、「コミュニティーソーシャルワーカー」配置による総合的相談支援体制の整備を行政と連携し推進いたします。

  以上を基本方針として掲げ鋭意努力して参ります。


2. 重点目標

   (1) 職員体制の再編成による運営強化
   (2) 財政基盤の強化
   (3) ふれあい総合相談支援センターの設置
   (4) コミュニティーソーシャルワーカーの配置及び養成
   (5) 関係者連携した利生きの支援体制づくり
   (6) ボランティア活動の推進
   (7) 福祉教育の推進


3. 実施事業

   (1) 法人運営事業 /組織運営・事業推進のための会議、研修会を実施する。
   
      ① 理事会、評議員会の開催及び各委員会の設置
      ② 理事、監事、評議員及び各委員の研修会への派遣
      ③ 合理的な財政管理の確立
      ④ 会計監査の実施
      ⑤ 社協会員制の推進強化

    (2) 小地域福祉活動促進事業 /小地域での特性を生かした福祉活動が展開で
                          きる支援体制づくりを推進する。
     ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 地区福祉推進委員会の設置
       ② 小地域福祉推進委員会の支援
       ③ 福祉協力会の支援
       ④ ふれあいの街づくり事業による地域福祉活動の推進
       ⑤ 出前講座の開催
       ⑥ 小地域ネットワークづくり体制の整備
       ⑦ 小地域福祉活動研修会への派遣

    (3) 住民活動支援事業 /地域ニーズの発掘による見守り体制の構築や当事者
                      団体の主体的な活動を支援する。
     ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 小地域ネットワーク活動の推進
        (ア) 見守り隊の設置及び活動支援
        (イ) 福祉マップ作りの支援
        (ウ) 地域福祉推進会の支援
        (エ) ふれあいサロンづくりの支援
        (オ) 地域における防災、防犯体制づくりの支援
       ② 当事者団体の主体的な活動支援
       ③ 民生委員・児童委員との協働及び活動支援

    (4) ボランティア拡充事業 /ボランティアセンターの昨日の充実に努めニーズに
                        応じたボランティアの拡充を図る。
      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① ニーズに応じたボランティアの養成
       ② ボランティアセンターの体制、機能の充実
       ③ ボランティアの活動支援

    (5) 地域支援づくり事業 /行政と連携し総合相談窓口の設置及びコミュニティー
                      ソーシャルワーカーの配置による総合的支援体制を
                      図る。
      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 地域に密着した総合相談窓口の設置
       ② コミュニティーソーシャルワーカーの養成のための研修会の実施
       ③ 民生委員・児童委員及び関係者、期間、団体との連携によるニーズ把握
       ④ 地域懇談会の実施(全自治会対象)

    (6) 地域福祉活動計画推進、評価事業 /活動計画の進捗や評価検討を行う委
                                員会を設置し計画を推進する。
      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金・法人運営費
       ① うるま市地域福祉活動計画評価検討委員会(仮称)の設置
       ② うるま市地域福祉活動計画推進会議(仮称)の設置
       ③ 広報、啓発事業の充実

    (7) 老人福祉活動 /在宅高齢者支援のための受託事業や、高齢者が可能な
                   限り地域で生活していくことができるよう要援護者及び一
                   人暮らし高齢者等へのサービスを提供し、生きがいづくり
                   や介護予防に取り組む。
      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① ふれあいいきいきサロン支援事業
         ・自宅や広場等集う場を作ることにより引きこもりを防ぐ。
       ② ボランティア推進交流会の開催
         ・様々なボランティア活動を広く知ると共に関係者の交流を深める。
       ③ あんしんカード設置・見守り訪問事業及び連絡会
         ・あんしんカードを配布し定期的に訪問することで見守り活動へつなげる。
         ・ニーズ及び情報の共有化を図るために定期的な連絡会を開催し見守り
          体制の強化に努める。
       ④ 台風予想前の見回り及び対策

      (受託事業)
       ① 高齢者地域支援センター事業

       ② 地域公民館ミニデイサービス事業
         ・地域公民館等において住民が主体となり健康の維持、増進、介護予防
          を図り、支え合う地域づくりをめざす。
       ③ 外出支援サービス事業
         ・要援護高齢者を病院やリハビリ施設への移送を行い在宅療養の支援
          に努める。
       ④ 生きがい活動支援通所事業
         ・孤立感の解消や、生きがいづくりを支援し、地域活動への橋渡しをす
          ることで閉じこもりを予防する。
       ⑤ 軽度生活支援事業
         ・生活支援員を派遣し軽易な日常生活の援助を行う。
       ⑥ ふれあいコール事業
         ・定期的に電話をかけることにより健康状態の確認及びふれあいの提供
          を行い、地域おける支え愛の充実を目指す。
       ⑦ 住宅改修支援事業
         ・要援護高齢者の住宅改修に関する相談及び助言を行う。
       ⑧ 家族介護者リフレッシュ事業
         ・家族介護者を対象として、交流会や介護に関する勉強会を開催する。

    (8) 児童福祉活動 /児童の健全育成、児童虐待防止等に努める。
      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 児童福祉週間の啓発活動
        (ア) こいのぼり掲揚式
        (イ) 子供遊び場の点検調査
       ② 児童問題の相談への対応(民生委員・児童委員や関係機関と連携して適
         切な対応を図る)

    (9) 障害(児)者福祉活動 /障害者の相談や団体の組織活動の支援を行う。
      ≪自主活動≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 夏・ドキドキビーチ体験の実施
       ② 地区障がい者(児)の相談や活動の支援
       ③ 在宅障がい児・者への声かけ、訪問活動
       ④ ふれあいサロンづくりのサポート

      (受託事業)
       ① 地域生活支援事業(旧障害者社会参加促進事業)
         ・障がい者の社会参加に必要な支援を行う。
        (ア) ボランティア活動支援事業
        (イ) 福祉機器リサイクル事業
        (ウ) 要約筆記奉仕員派遣事業
        (エ) 手話奉仕員養成事業
        (オ) 点字・声の広報等発行事業
        (カ) リフト付福祉バス運行事業
       ② 地域活動支援センター及び相談支援事業
         ・障がい者の生活支援、相談への対応や地域交流会等を行うことにより社
          会復帰と社会参加の促進を図る。
       ③ 退院促進支援事業
         ・入院患者で社会復帰及び自立に係る訓練を行い社会的自立を促進す
          る。
       ④ 中部広域相談支援事業
         ・中部広域(3町村)の障がい者の相談に応じ社会復帰できるよう支援す
          る。

   (10) 母子・父子福祉活動 /母子父子世帯の福祉向上に努める。
     ≪自主活動≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 一人親世帯児童・生徒激励事業
       ② 母子・父子ニーズ調査事業
       ③ 一人親世帯夏休みわくわく体験

   (11) 法外援護活動 /緊急で必要性が高いものについて、必要な支援を行う。
     ≪自主活動≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 災害による罹災者への援護活動及び見舞金の支給
       ② 住宅リフォーム事業

   (12) 低所得者更生援護活動 /各制度の活用を促進し、問題の早期発見に努め
                         経済的支援活動につなげる。
     ≪自主活動≫ 法人運営
       ① 福祉金庫の貸付
         ・低所得世帯に対し、生活維持のため必要な資金を応急的に貸し付ける。

     (受託事業)
       ①生活福祉資金貸付制度の貸付
        (ア) 貸付の相談受付窓口業務
        (イ) スムーズな償還の支援及び延滞世帯への対応
        (ウ) 貸付制度の理解と制度の活用のため単位民協と連携する。

   (13) 福祉団体育成活動支援 /団体の自主的活動をサポートしながら活動の充
                         実を図る。
      ≪自主活動≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 民生委員児童委員連絡協議会の活動支援
       ② 身体障がい者協会への活動支援
       ③ 手をつなぐ親の会への活動支援
       ④ 老人クラブ連合会への活動支援
       ⑤ 在宅介護者の会への活動支援
       ⑥ 母子寡婦福祉会への活動支援
       ⑦ その他、必要と認められる団体等への活動支援

      ≪自主活動≫ 法人運営
       ① 自治会長会への活動費助成
       ② 福祉協力会への助成事業
         ・自治会長組織を対象として設置された福祉協力会に対して行い、社協
          への協力及び小地域活動に取り組み市民の福祉向上を図る。

   (14) 連絡調整活動 /関係機関・団体との連絡調整を図り組織活動の推進強
                   化を図る。
      ≪自主活動≫ 法人運営
       ① 行政担当者及び関係機関・福祉団体との連絡会議の開催
       ② 業務ミーティングの開催・・・職員及び関係者

   (15) ふれあいの町づくり事業(補助事業)
       ① 相談事業
        (ア) 一般相談
        (イ) 専門相談・・・法律相談、カウンセリング、聴覚、補聴器相談
        (ウ) 相談連絡会、研修会への派遣
        (エ) 難しいケースについては関係機関や関係者も含めたケース検討会
           を開催し連携しながら適切な支援を行う。
       ② 地域生活支援
        (ア) 小地域ネットワーク事業の推進(ふれあいいきいきサロン)
        (イ) 要支援者緊急対応
       ③ 住民参加による地域福祉事業
        (ア) ボランティア活動推進
        (イ) 関係研修会への派遣

   (16) ボランティア・市民活動支援事業
      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 福祉教育推進活動
        (ア) ボランティア活動推進協力校の指定
        (イ) ボランティア活動推進協力校連絡会の開催
        (ウ) 総合的学習の時間への対応(相談、受け入れ)
        (エ) 児童、生徒への福祉教育の推進
        (オ) 地域住民への福祉教育の推進
       ② ボランティア活動の推進
        (ア) ボランティアの登録・斡旋及び相談
        (イ) ボランティアグループへの活動費助成
        (ウ) ボランティア連絡協議会への助成及び活動支援
        (エ) ボランティアの集い・連絡会の開催
        (オ) ボランティア情報ネットワークシステム事業
        (カ) ボランティア研修会への派遣
        (キ) 福祉救援ボランティア活動促進
        (ク) 地区ボランティア活動の推進
       ③ 夏のボランティア事業
        (ア) ボランティア施設体験学習及びボランティア関係講座等の実施
        (イ) 福祉施設連絡会の開催
        (ウ) 夏のボランティア体験

   (17) 福祉育成・援助活動 /地域のニーズを把握と市民に支えられた福祉団体
                       としての社協活動に対する理解を促すための調査
                       ・広報活動や各種まちづくりに関する事業の実施。
      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金
       ① 日常生活自立支援事業
         ・支援員や基幹的社協(沖縄市社協)と連携し利用者の生活を支援する。

      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金、法人運営
       ① 社協だよりの発行(年3回 7月・10月・3月)及び各種啓発活動(チラシ、
          パンフレットの発行等)
       ② ホームページによる情報の発信
       ③ 共同募金通信の発行(年1回)
       ④ 社会福祉大会・福祉まつりの開催
       ⑤ 日常生活自立支援員連絡会の開催
       ⑥ 訪問活動や関係者からの情報収集及び各種調査活動

   (18) 歳末たすけあい募金配分事業
      ≪自主事業≫ 歳末たすけあい募金
       ① 歳末たすけあい義援金の支給
       ② 歳末たすけあい行事食お届けサービス
       ③ 共同作業所備品整備事業

   (19) 介護保険事業 /要援護高齢者の自立支援と利用者本位の適切なサービス
                   提供を基本とし健全な事業経営をめざす。
      ≪自主事業≫ 介護保険
       ① 指定居宅介護支援事業
       ② 介護予防支援事業
       ③ 指定訪問介護事業
       ④ 指定通所介護事業
       ⑤ 介護予防(訪問介護)事業
       ⑥ 介護予防(通所介護)事業

   (20) 社協組織の運営強化 /本所・支所機能の見直しによる職員体制の再編を
                       行い組織力の強化と、理事、監事、評議員を対象と
                       した研修会を開催し機能の充実を図る。
      ≪自主事業≫ 法人運営
       ① 本所、支所機能の再構築
       ② 職員体制の再編
       ③ 理事会、幹事、評議員会の機能強化

   (21) 財源確保の取り組み /運営補助金の安定的確保と自主財源の確保に努
                       める。
      ≪自主事業≫ 法人運営
       ① 自主財源の確保
        (ア) 社協会費(戸別・賛助・団体・特別)
           ・社協会費の福祉事業への有効活用と広報に努める。
        (イ) 共同募金(戸別・職域・法人・個人・街頭等)
           ・共同募金運動の周知と事業費の確保に努めるとともに募金のマンネ
            リ化を防ぐ工夫や効果的広報活動を行う。
        (ウ)寄付金
           ・寄付金の社会福祉事業への活用について広報を充実させ確保に努
            める。
        (エ)福祉活動造成事業
           ・ニーズに応じた新たな福祉事業の財源として確保に努める。
       ② 運営補助金の安定的確保
         ・行政に対して社協が展開する事業への理解と補助金の必要性を求め
          ていく。
       ③ 介護保険収入の安定化
         ・ニーズに応じた事業展開や利用者拡大に努め収入の安定化を図る。

   (22) 職員研修の強化 /体系的な研修計画により職員の資質の向上を図る。
      ≪自主事業≫ 赤い羽根共同募金配分金・法人運営
       ① 職員研修、課別研修、管理者研修の計画的実施
       ② 業務調整会議、連絡会、勉強会等の実施
       ③ 資格取得の支援

   (23) その他の事業
      ≪自主事業≫ 法人運営
       ① 福祉センター管理運営
       ② 福祉バスの貸出
       ③ リフト車輌貸与事業
       ④ 葬祭用祭壇の貸出
       ⑤ 各種調査活動の実施
       ⑥ 県内外研修会への派遣
       ⑦ 一般廃棄物処理手数料徴収事務委託事業
       ⑧ その他、福祉に関する必要な事業等への協力及び実施